活動ブログ
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二本松市内で活躍している大人(移住者含む)や、地域外にいる大人と連携することにより、多様な職業観、地域の歴史や風土などの特性を実感できる授業プログラムを行いました。
12月1日(金)、隣の学区に立地している株式会社シラカワ・二本松工場の研究員を講師としてお招きし、3年生を対象に絹の糸や絹織物に関する授業を行いました。
絹糸工場で企画・開発を行う方から、絹織物や手術用の縫い糸などの実物を紹介いただきました。
授業後半は、ゲスト講師から依頼された絹のTシャツのデザインスケッチに挑戦しました。
年度の前半で、3年生の児童は蚕を育てて糸繰りまでは行うことができていました。今回はその先の、絹糸・絹織物の実物と関連する仕事を知ることができました。
「米作りのデジタル化と未来を考える」
12月6日(水)、ふくしま未来農業協同組合・営農経済部の職員を講師としてお招きし、5年生を対象に授業を行いました。
農家の人口減少と職業自給率の課題、Society5.0の具体的な方策の1つとして農業のデジタル化(獣害を防ぐ監視システムやドローンでの農薬散布、自動コンバインなどの実例など)があることを学びました。
もともと、地域の中の田んぼでもち米の栽培を行っていた5年生。その経験と、この日の話をもとに、大平地区では将来的に農業のどんなことをデジタル化できるか、グループで考えました。
「ロボティクス・モノづくりを体験しよう」
1月27日(月)、デル・テクノロジーズ株式会社の社員を講師としてお招きし、4・5・6年生を対象に授業を行いました。
事前に図工の時間などでロボットの外観デザインを考え作成し、本授業ではビジュアルプログラミングでロボットに動きをつけました。
最後に、各グループがつくったロボットについて発表し、動かしてみての感想を述べました。創作したロボットが発表時にうまくうごくように試行錯誤を繰り返していきました。
「二本松市の魅力と課題・そして企画の立て方を学ぶ」
1月19日(金)、小野寺智行さん(元・二本松市地域おこし協力隊員)を講師としてお招きし、6年生を対象に授業を行いました。
現在は市内で企画やWeb制作などの仕事をしている小野寺さんに、二本松市の地域おこし協力隊員時代に観光協会で取り組んできた観光企画やPR企画について解説してもらいました。また「企画の立て方」として「好きなもの・興味があるもの×地域の魅力」で考える手法を学びました。
ここから6年生はグループで二本松市や大平地区の魅力を発信できる企画を考えるミッションが提示されます。企画のアイディアをできるだけたくさん考え、2月末に授業で発表を行うことが予告されましたが、この時点ではやくも活発な議論が行われていました。
「会津若松のスマートシティ構想から二本松の未来を考える」
1月29日(月)、アクセンチュア株式会社で会津若松市のスマートシティ構想に携わる社員を講師としてお招きし、6年生を対象に授業を行いました。
宿泊学習で行ってきた会津若松市は歴史や文化のあるところである一方、将来に向けた先進的なスマートシティ構想が進んでいて、行政・住民・企業・大学による連携が行われていることを知りました。
「情報収集」「分析」「課題解決」を行って、住民・行政・企業の「三方良し」を実現しており、デジタルの力を活用して地方経済の活性化につなげるのは、みんなのアイディア次第であることを学びました。
「インドの学校と交流しよう!」
1月30日(火)、デル・テクノロジーズ株式会社による国際交流プログラムを、6年生を対象に実施しました。授業では、インド・バンガロールの BBMP Kodandarampura School とオンラインで中継を結び、国際交流授業を実施しました。
児童たちは英語で大平小学校や二本松市の紹介を行い、インドの生徒たちに質問を投げかけたり、逆に質問を受けて答えたりするなど、双方向のやりとりを体験しました。
デル・テクノロジーズの協力のもと、社員や教員が通訳をサポートしながら進行され、児童たちは「海外の人に地域の魅力をどう伝えるか」という視点を実感をもって学ぶことができました。
「二本松や大平地区の魅力を発信する企画を発表する」
2月29日(木)、小野寺 智行 さん(元・二本松市地域おこし協力隊員 現・フリーランス)を再び講師として招き、6年生による企画発表が行われました。
地域の魅力を活かした企画を各グループが考え、小野寺さんにプレゼンテーションを行いました。
児童たちは「温泉×菊」「スイーツ×菊×インスタ映え」など、地元の特産である“菊”をテーマにした観光企画や、「鉄道×鬼婆伝説」「ヒステリー構文×鬼婆」「ダンス×鬼婆」といったユニークな発想を盛り込んだ企画を発表しました。
大人でも思いつかないような自由で創造的なアイディアに、小野寺さんも驚きと感心の声を上げていました。発表後には、講評や質問、さらなる改善点のアドバイスもいただき、児童たちは企画をより深める視点を得ることができました。